ブログタイトルの由来について
このブログのタイトル『洋梨のカタチしてるけど、和梨です。』、我ながらけっこう気に入ってます(^^) 自画自賛?(笑)
もとい、これは『フルーツ』というちょっとしたワークで、
2009年だったかな、全米ヨガアライアンス200時間プログラムのヨガ解剖学合宿(100時間)に参加したときに知ったものです。
ヨガ解剖学の合宿は9日間もあって、女性ばっかり13〜4人、朝の6時半からプログラムスタート、授業は英語(通訳さんもいます)で、ほぼ終日 理科室に置いてあったみたいなガイコツちゃんと向き合いながら、何かの辞典ですか位あるテキストと首っ引きみたいな、何かもう苦手要素満載(笑)の、
今だったら確実に消化しきれない、脳にも身体にもハードなものでしたが、
毎日数時間、僧侶の方がいらして大乗仏教と小乗仏教の違いを軸に世界の宗教の解説をしてくださったり、アーユルヴェーダというインド医学のさわりを習ったり、地元散策したり、という、お楽しみタイムがあったのですね。
で、とある日の夜、講師が「フルーツってゲーム知ってる?今日はソレやろうよ」と言い出しまして、
『自分をフルーツに例えると』、しかも出来るだけ設定こまかく、みたいなお題で、発表しあう、というものでした。
みんな『近所の人からおすそ分けで回ってきた桃』とか(笑)色々言っていました。
例えのキャッチフレーズが決まったら、その理由も言います。
その時の私はたしか、
『洋ナシにあこがれている和梨』、理由は何だったかな…洋ナシかと思ってよく見たら和梨か~みたいな、紛らわしいみたいな、ことを言ったと思います。
これは『理由』の中で『自分が自分をどう思っているか』(より深く少しイジワルな見方をするなら、周りにどう思ってほしいか、ということでもあり、そこには、これなら失笑を買ったり陰で悪口言われたりしないだろうという計算も入った設定の自分、でもあるけれど(笑)、社会に見せたい/見せてる自分、ですね)を説明してたんだってことに気付く、というワークなんですね。
あの時は、言いながら、あ、別に憧れてはいないか、と気づいたのですが(笑)まぁ特に訂正もせず、何かなるほどねーみたいな反応で終わりましたが、ワーク自体はとても面白い時間として印象に残りました。
その事がずっと頭の片隅にあったのと、やはりステージに立つ仕事をしていると見た目や雰囲気に対する周囲からの感想が、自分の内面と食い違う(と私自身は感じる)ものだったりして、
じゃあ外見(洋ナシ)にキャラを寄せたほうがいいのかななんて思いすぎてかえっておかしくなったり、逆に中身(内面)は和梨っぽいんだからこういう振る舞いを身につけるべき、なんて自分に制限をかけそうになったり、無意識にそんな事ばっかりやってたかもな、なんて思ったのとで、
もっとシンプルに
外見。たしかに洋梨っぽい。…お尻が大きいとか顔立ちが濃いとかクッキリ2重まぶたとか。洋楽歌ってるとか。英語の発音わりとキレイって言われるとか。
食べたら(内面やルーツ)、思いっきり和梨。…100%日本産日本育ち、海外移住や長期留学もなし、日本文化(古事記や神社、着物の柄、京都や江戸時代を題材にした小説、歌舞伎や寄席、お笑いなど)が好きで落ち着く、聞き取れるけど会話の返答には詰まりまくりの英会話力、辞書なしでは心許ない英文和訳力。
ただただ、そうだね。って受けとめてみる、期待に寄せようとする思考から自由でいる、そういうことをしたい。
それらを綴るブログなら、タイトルはもうコレ以外ないよね(≧∇≦)!
というわけで、洋梨に見えるカタチも和梨の味も、両方わたしの魅力!と言いきった上で、
内面にひそむ洋梨ぽいとこ、そうは言っても和風ですよねって見えてる外見にも、目を向けていこうと思うのであります。
気が向いたら、自分をフルーツに例えて理由をつけてみてくださいね、
何人かでやるとまた面白いですよ♪